【ゲーミングPC市場動向レポート】2026年7月に最も注目された製品/メーカー/スペック/価格帯は?

弊社が運営する、国内最大級のゲーミングPC・BTOパソコン検索サイト『gg(ジージー)』は、2026年7月のサイト内ユーザー行動データをもとに、GPU・CPU・構成(GPU×CPU)・価格帯の注目動向に加え、人気商品ランキングおよびメーカー別注目ランキングをまとめた月次レポートを公開しました。

2026年7月は、価格帯別で「20万円台」の閲覧シェアが42.5%まで上昇し、前月比+6.8ptと大きく伸びました。

GPU別では「RTX 5070」7ヶ月連続で首位を維持する一方、「RX 9070 XT」と「RX 9060 XT(16GB)」のRadeon系2モデルもそろってシェアを拡大しました。CPU別ではX3D系CPUが引き続き上位を占めるなか、「Ryzen 7 9700X」と「Ryzen 7 5700X」も大幅にシェアを伸ばしています。

全体として、価格の安さだけを優先するのではなく、20万円台を中心に、ゲーム性能と価格のバランスを見極めながら比較検討する動きが強まった月となりました。

なお、本レポートの数値は購入数や販売実績ではなく、gg内における検索・閲覧行動をもとにした相対的な注目度を示しています。

レポート概要

集計期間:2026年7月1日(水)〜7月31日(金)

対象:ゲーミングPC検索サイト「gg」に掲載されている商品

集計内容:ユーザーの検索行動データ

相場価格:「ゲーミングPC相場チェックツール」を参照

※価格データは当月のものであり、現在とは異なる可能性があります。

※本データは購入数や販売実績を示すものではなく、当該期間における検索・閲覧動向(注目度)を示す相対データです。
※2026年5月末にデータ取得方法を変更しているため、2026年5月以前の数値との単純比較にはご留意ください。
※相場価格や掲載モデル数は、本プレスリリース公開時点の数値です。

※引用・転載の際は、出典として「ゲーミングPC検索サイト gg(https://good-gamers.jp)」を明記してください。

GPU別 市場動向 ― RTX 5070が7ヶ月連続首位。Radeon勢もそろってシェアを拡大 ―

7ヶ月連続の1位を記録している「RTX5070」搭載PC一覧

2026年7月のGPU別閲覧動向では、「RTX 5070」26.0%で首位を維持しました。前月の24.5%から+1.5ptとなり、2026年1月以降、7ヶ月連続で1位を記録しています。

2位の「RTX 5070 Ti」16.4%で、前月比-2.3ptとなりました。シェアを落としたものの、RTX 5070とRTX 5070 Tiの上位2モデルだけで42.4%を占めており、引き続きRTX 5070系がゲーミングPC選びの中心となっています。

一方、Radeon系では「RX 9070 XT」が12.2%で前月比+1.9pt、「RX 9060 XT(16GB)」が11.2%で前月比+3.1ptとなりました。特に「RX 9060 XT(16GB)」は、今回のTOP5で最も大きくシェアを伸ばしています。

Radeon系2モデルの合計シェアは、前月の18.4%から23.4%へと5.0pt上昇しました。GeForce系が市場の中心である状況は変わらないものの、価格やVRAM容量、ゲーム性能を比較しながら、Radeon搭載モデルを候補に加えるユーザーが増えていることがうかがえます。

また、5位には「RTX 5060」8.1%でランクインしました。7月は上位GPUだけに注目が集まるのではなく、ミドルクラスからハイクラスまで、幅広い性能帯で比較検討が行われた月といえます。

【GPU別 注目ランキング TOP5】

順位GPU当月シェア前月シェアシェア差
1位RTX 507026%24.5%+1.5pt
2位RTX 5070 Ti16.4%18.7%-2.3pt
3位RX 9070 XT12.2%10.3%+1.9pt
4位RX 9060 XT (16GB)11.2%8.1%+3.1pt
5位RTX 50608.1%7%+1.1pt

CPU別 市場動向 ― Ryzen 7 9800X3Dが5ヶ月連続首位。9700X・5700Xも大幅伸長 ―

5ヶ月連続の1位を記録している「Ryzen 7 9800X3D」搭載PC一覧

CPU別では、「Ryzen 7 9800X3D」26.4%で首位となりました。前月からは-1.3ptとなったものの、2026年3月に1位へ浮上して以来、5ヶ月連続で1位を維持しています。

2位には「Ryzen 7 7800X3D」16.4%で入り、前月比+1.4ptとなりました。上位2モデルを占めるX3D系CPUの合計シェアは42.8%で、前月の42.7%とほぼ同水準です。ゲーム性能を重視するユーザーから、X3D系CPUが引き続き強い関心を集めていることが分かります。

一方、7月に大きく伸びたのが、3位の「Ryzen 7 9700X」と4位の「Ryzen 7 5700X」です。

Ryzen 7 9700Xは前月比+5.1ptの15.6%、Ryzen 7 5700Xは前月比+4.3ptの14.8%となりました。両モデルを合わせたシェアは30.4%に達しており、X3D系の高いゲーム性能だけでなく、価格と性能のバランスを取りやすい通常モデルにも関心が広がっています。

5位には「Ryzen 7 7700」が6.3%で続き、今月も上位5モデルすべてをRyzenシリーズが占めました。TOP5の合計シェアは79.5%となっており、gg内のCPU比較において、AMD Ryzen 7シリーズが中心的な選択肢となっています。

【CPU別 注目ランキング TOP5】

順位CPU当月シェア前月シェアシェア差
1位Ryzen 7 9800X3D26.4%27.7%-1.3pt
2位Ryzen 7 7800X3D16.4%15%+1.4pt
3位Ryzen 7 9700X15.6%10.5%+5.1pt
4位Ryzen 7 5700X14.8%10.5%+4.3pt
5位Ryzen 7 77006.3%6.7%-0.4pt

構成(GPU × CPU)別 市場動向 ― 首位は3ヶ月連続。「RTX 5070 × Ryzen 7 9700X」が大幅上昇 ―

構成別では、「RTX 5070 Ti × Ryzen 7 9800X3D」11.2%で首位となりました。前月からは-2.4ptとなったものの、2026年5月以降、3ヶ月連続で1位を維持しています。

2位には「RX 9070 XT × Ryzen 7 9800X3D」が8.2%で入り、前月比+1.1ptとなりました。CPU別1位のRyzen 7 9800X3Dと、GPU別でシェアを伸ばしたRX 9070 XTを組み合わせた高性能構成として、引き続き高い注目を集めています。

最も大きく伸びたのは、3位の「RTX 5070(12GB)× Ryzen 7 9700X」です。前月の3.9%から7.9%へと上昇し、シェア差は+4.0ptとなりました。GPU別1位のRTX 5070と、CPU別で大幅に伸びたRyzen 7 9700Xの組み合わせであり、7月のユーザー動向を象徴する構成といえます。

4位には「RTX 5070(12GB)× Ryzen 7 7800X3D」が6.6%、5位には「RTX 5060(8GB)× Ryzen 7 5700X」が4.7%で続きました。

【構成別 注目ランキング TOP5】

順位構成当月シェア前月シェアシェア差
1位RTX 5070 Ti × Ryzen 7 9800X3D11.2%13.6%-2.4pt
2位RX 9070 XT × Ryzen 7 9800X3D8.2%7.1%+1.1pt
3位RTX 5070 (12GB) × Ryzen 7 9700X7.9%3.9%+4.0pt
4位RTX 5070 (12GB) × Ryzen 7 7800X3D6.6%8.1%-1.5pt
5位RTX 5060 (8GB) × Ryzen 7 5700X4.7%2.8%+1.9pt

価格帯別 市場動向 ― 20万円台が首位維持。30万円台も3割超で、現実的な高性能帯に関心が集中 ―

価格帯別では、「20万円台」42.5%で首位を維持しました。前月の35.7%から+6.8ptとなり、すべての価格帯の中で最も大きくシェアを伸ばしています。

2位「30万円台」は30.2%で、前月比-1.6ptとなりました。わずかに低下したものの、20万円台と30万円台を合わせたシェアは72.7%に達しており、ゲーミングPCを比較するユーザーの7割以上が、この2つの価格帯に関心を寄せています。

価格帯当月シェア前月シェアシェア差
10万円台12.8%13.6%-0.8pt
20万円台42.5%35.7%+6.8pt
30万円台30.2%31.8%-1.6pt
40万円台9.2%9.8%-0.6pt
50万円以上5.3%9.1%-3.8pt

2026年7月 人気商品ランキング TOP10

2026年7月において最も注目されたゲーミングPCは、MDLの「Ryzen7 7800X3D × RX 9060 XT 16GB」でした。ゲーム性能を重視したCPUと、16GBのVRAMを備える高コスパGPUの組み合わせが、幅広いユーザーから関心を集めました。

2位には、OZgaming「【Z1 コスパモデル】Ryzen7 9700X・RTX5070」がランクインしました。構成別ランキングでも「RTX 5070 × Ryzen 7 9700X」が前月比+4.0ptと大幅に伸びており、7月に注目が高まったスペック構成が、そのまま商品ランキングにも表れた形です。

3位には、アストロメダの「Ryzen 7 9800X3D × RX 9070 XT ゲーミングPC」が入りました。月次レポートの計測開始以来、アストロメダの製品が人気商品TOP10に入るのは今回が初めてです。

また、5位から8位にはフロンティアの製品が4モデル連続でランクインしました。特定の1製品だけではなく、複数のセール対象モデルに注目が分散しており、商品ラインアップ全体が比較されたことがうかがえます。

順位メーカー商品名
1位MDLRyzen7 7800X3D × RX 9060 XT 16GB
2位OZgaming【Z1 コスパモデル】 Ryzen7 9700x・RTX5070 ※販売終了
3位アストロメダRyzen 7 9800X3D × RX 9070 XT ゲーミングPC BTO | Astromeda ※販売終了
4位ドスパラTHIRDWAVE AD-R7A57A-01W Ryzen7 7700搭載 『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版』
5位フロンティアFRGHLMB650/WS0531
6位フロンティアFRGHLMB650/WS0309 ※販売終了
7位フロンティアFRGHLMB650/WS0616 ※販売終了
8位フロンティアFRMFGB650/WS525
9位MDLRyzen7 5700X × RTX 5060
10位OZgaming【Z1 コスパモデル】 Ryzen7 7800x3D・RTX5070 ※販売終了

メーカー別注目ランキング TOP5 ― フロンティアが首位。MDLは初のTOP5入り ―

メーカー別では、「フロンティア」1位となりました。人気商品ランキングでも5位から8位までの4製品がランクインしており、複数の商品に幅広く注目が集まったことが、メーカー別順位にも表れた形です。

2位には「OZgaming」、3位には「MDL」が入りました。MDLがメーカー別注目ランキングTOP5に入るのは、2025年12月の月次レポート開始以来、今回が初めてです。

MDLでは2026年7月から、全商品を対象とした1万円値引きクーポンの配布が開始されました。価格面での訴求力が高まったことで、掲載商品を比較・閲覧するユーザーが増え、メーカー全体の注目度上昇につながった可能性があります。

順位メーカー前月比
1位フロンティア↑3
2位OZgaming↓1
3位MDL+5
4位ドスパラ↓1
5位STORM↓3
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