当社が運営する、国内最大級のゲーミングPC・BTO検索サイト『gg(ジージー)』は、2026年4月におけるサイト内ユーザー行動データをもとに、ゲーミングPC市場で関心が集まるスペック構成(GPU・CPU)や価格帯の傾向分析に加え、人気商品ランキングおよびメーカー別シェアをまとめた月次レポートを公開しました。
本レポートは、gg上のユーザー行動データを集計し、GPU・CPU構成および価格帯ごとの閲覧シェアや順位を整理したうえで、「人気商品ランキング」「メーカー別注目度」もあわせて可視化したものです。当月時点で、どのスペック構成・価格帯、そしてどの商品・メーカーに相対的に多くの関心が向けられていたかを示しています。
レポート概要
集計期間:2026年4月1日(水)〜4月30日(木)
対象:ゲーミングPC検索サイト「gg」に掲載されている商品
集計内容:ユーザーの検索行動データ
相場価格:「ゲーミングPC相場チェックツール」を参照
※価格データは当月のものであり、現在とは異なる可能性があります。
※本データは購入数や販売実績を示すものではなく、当該期間における閲覧動向(注目度)を示す相対データです。
※相場価格や掲載モデル数は当該プレスリリースの公開時の数値です。
※引用・転載の際は、出典として「ゲーミングPC検索サイト gg(https://good-gamers.jp)」を明記してください。
GPU別 市場動向 ― RTX 5070が首位維持、シェア率を大きく伸ばす ―

2026年4月のGPU別閲覧動向では、「RTX 5070」が26%で首位となり、前月の16.8%から+9.2ptと大きくシェアを伸ばしました。2位の「RTX 5070 Ti」も12.9%で前月比+0.9ptとなっており、4月は5070系にユーザーの関心が強く集まった月といえます。
一方、前月上位で存在感を見せていた「RX 9070 XT」は12.1%まで低下し、3位へ後退しました。「RTX 5060」も+1.7ptで4位に浮上しており、4月は単なる最上位性能だけではなく、価格と性能のバランスが見えやすいNVIDIA系モデルが広く比較対象となった月だったと考えられます。
【GPU別 注目ランキング TOP5】
| 順位 | GPU | 当月シェア | 前月シェア | シェア差 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | RTX 5070 | 26% | 16.8% | +9.2pt |
| 2位 | RTX 5070 Ti | 12.9% | 12% | +0.9pt |
| 3位 | RX 9070 XT | 12.1% | 16% | -3.9pt |
| 4位 | RTX 5060 | 7.6% | 5.9% | +1.7pt |
| 5位 | RTX 5080 | 7.5% | 7.7% | -0.2pt |
CPU別 市場動向 ― Ryzen 7 9800X3Dが首位へ、性能重視の動きが強まる ―
CPU別では、「Ryzen 7 9800X3D」が19.8%で引き続き首位を維持しました。前月比ではややシェアを落としたものの、依然として高い注目を集めており、性能重視なユーザーからの支持の強さがうかがえます。
もっとも大きく伸びたのは「Ryzen 7 7700」で、前月6.1%から15.2%へと大幅にシェアを伸ばし、2位へ浮上しました。「RTX 5070」との相性が良いことや、後述する人気商品ランキングで1位に輝いた「GALLERIA XPR7A-R57-GD Ryzen 7 7700搭載」が同CPUを採用していることから、大きな注目が集まったといえます。
【CPU別 注目ランキング TOP5】
| 順位 | CPU | 当月シェア | 前月シェア | シェア差 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Ryzen 7 9800X3D | 19.8% | 22% | -2.2pt |
| 2位 | Ryzen 7 7700 | 15.2% | 6.1% | +9.1pt |
| 3位 | Ryzen 7 5700X | 13% | 16.3% | -3.3pt |
| 4位 | Ryzen 7 9700X | 10.7% | 9.9% | +0.8pt |
| 5位 | Ryzen 7 7800X3D | 9.8% | 8.9% | -0.9pt |
構成(GPU × CPU)別 市場動向 ― 「RX 9070 XT × Ryzen 7 9800X3D」が首位に ―
構成別では、「RTX 5070(12GB)× Ryzen 7 7700」が10.5%で首位となり、前月比+8.7ptの大幅上昇を見せました。GPU別で首位となったRTX 5070と、CPU別で大きく伸びたRyzen 7 7700の組み合わせが、そのまま4月の中心構成になった形です。
2位には「RTX 5070 Ti × Ryzen 7 9800X3D」、3位には「RX 9070 XT(16GB)× Ryzen 7 9800X3D」が続きましたが、前月首位だった「RX 9070 XT × Ryzen 7 9800X3D」はシェアを落としています。4月は極端なハイエンド一点ではなく、予算と性能の納得感を両立しやすい上位ミドル〜準ハイエンド構成へ注目が移った月と捉えられます。
【構成別 注目ランキング TOP5】
| 順位 | 構成 | 当月シェア | 前月シェア | シェア差 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | RTX 5070 (12GB) × Ryzen 7 7700 | 10.5% | 1.8% | +8.7pt |
| 2位 | RTX 5070 Ti × Ryzen 7 9800X3D | 6.9% | 5% | +1.9pt |
| 3位 | RX 9070 XT (16GB) × Ryzen 7 9800X3D | 6.6% | 11.7% | -5.1pt |
| 4位 | RTX 5070 (12GB) × Ryzen 7 7800X3D | 4.6% | 2.6% | +2pt |
| 5位 | RX 9070 XT (16GB) × Ryzen 7 9700X | 3.6% | 1.6% | +2pt |
価格帯別 市場動向 ― 20万円台が再び首位に ―

価格帯別では、「20万円台」が38%で首位となり、前月の30.8%から+7.2ptと大きくシェアを伸ばしました。一方で、前月首位だった「30万円台」は25.9%まで低下しており、4月は30万円台中心の比較検討から、20万円台を本命帯とする動きへ再び重心が移った月といえます。
また、「10万円台」はやや縮小した一方で、「40万円台」「50万円以上」は小幅ながら上昇しています。市場全体が単純に低価格へ傾いたわけではなく、20万円台を中心に据えつつ、必要に応じて上位価格帯まで視野を広げる、現実的な比較検討が進んだことがうかがえます。
| 価格帯 | 当月シェア | 前月シェア | シェア差 |
|---|---|---|---|
| 10万円台 | 17.8% | 20.1% | -2.2pt |
| 20万円台 | 38% | 30.8% | +7.2pt |
| 30万円台 | 25.9% | 32% | -6.1pt |
| 40万円台 | 10.3% | 9.8% | +0.5pt |
| 50万円以上 | 7.9% | 7.2% | +0.7pt |
2026年4月 人気商品ランキング TOP10
2026年4月において最も注目されたゲーミングPCは、ドスパラの「GALLERIA XPR7A-R57-GD Ryzen 7 7700搭載」でした。CPU別で大きくシェアを伸ばしたRyzen 7 7700搭載モデルが首位となったことは、4月のユーザー関心が価格と性能のバランスが見えやすい構成へ向いていたことを象徴する結果といえます。
また、上位にはSTORMのモデルや、OZgamingのコスパモデル・性能重視モデル、MDL.makeの即納モデルなども並びました。特定の価格帯や1社の定番モデルだけに関心が集中したのではなく、コスパ、性能、独自性、納期といった複数の軸で比較検討が行われていたことがうかがえます。
| 順位 | メーカー | 商品名 |
|---|---|---|
| 1位 | ドスパラ | GALLERIA XPR7A-R57-GD Ryzen 7 7700搭載 |
| 2位 | STORM | FK-PSK97XA97XT |
| 3位 | ドスパラ | GALLERIA XDR7M-97XT-GD Ryzen 7 9800X3D搭載 |
| 4位 | OZgaming | 【Z1 コスパモデル】 Ryzen7 5700x・RTX5060 |
| 5位 | OZgaming | 【4000D 性能重視モデル】 Ryzen7 9800x3D・RTX5070Ti |
| 6位 | OZgaming | 【Z1 コスパモデル】 Ryzen7 7800x3D・RTX5070 |
| 7位 | STORM | GKB-PSK265K57Ti |
| 8位 | ドスパラ | THIRDWAVE AD-R7X56B-01B Ryzen7 5700X搭載 |
| 9位 | MDL.make | 【即納モデル】Ryzen7 5700X × RTX 5060 |
| 10位 | ツクモ(MSI) | ゲーミングPC G-GEAR GE7A-L257BH |
メーカー別注目ランキング TOP5
メーカー別では、「ドスパラ」が前月に続いて1位を維持し、「OZgaming」も2位をキープしました。人気商品ランキングでも両社の製品が複数ランクインしており、4月も安定して高い注目を集めたことが分かります。
一方で、「フロンティア」は1つ順位を上げて3位、「STORM」は前月比で大きく順位を上げて4位まで浮上しており、上位争いには明確な動きも見られました。「MSI」も5位以内に入っており、4月は定番メーカーの安定感に加え、独自性のあるメーカーやモデルにも関心が分散した月だったと考えられます。
