【月次レポート】2026年4月、ゲーミングPCの相場価格は落ち着いたのか?|国内最大級のゲーミングPC検索サイト『gg』が独自調査

ゲーミングPCの相場価格動向レポートを公開

合同会社気づけば(代表:福田貫太)が運営する、国内最大級のゲーミングPC検索サイト『ggは、2026年4月におけるゲーミングPC(BTO)相場価格の値動きをまとめた月次レポートを公開しました。

『gg』が提供する「ゲーミングPC相場チェックツール」では、ゲーミングPC(BTO)を、主要パーツであるGPUを基準に、エントリー/ミドル/ハイエンドの3つの性能帯に分類しています。その上で、下記3つの切り口で、ゲーミングPCの価格動向を確認できる仕組みとなっています。

・性能帯別(エントリー / ミドル / ハイエンド)

・搭載GPU別

・搭載構成(GPU+CPU)別

※相場価格は『gg』に掲載されているBTOの価格データをもとに、中央値を算出しています。

【4月市況の総括】調整一巡後、相場は「選別局面」へ

4月のゲーミングPC相場は、前月までの値下がり局面を引き継ぎつつも、性能帯ごとに値動きの差がはっきりと表れる「選別局面」に入りました。エントリークラスミドルクラスは、月を通して段階的に価格水準を切り下げる動きが見られ、とくにエントリークラスは月前半から中盤にかけて下落が進みました。一方、ハイエンドクラスは月前半に一時的な上振れが見られたものの、その後は上昇分を縮小する形で調整し、月末にかけては再び落ち着いた水準へ戻っています。ただし、一部の構成では大幅に値上がりするなど、粗い動きが見られますね。

特徴としては、相場全体が一方向に下がり続けたというよりも、売れ筋価格帯から順に現実的な水準へ整理されていった点にあります。とくに20万円台後半〜30万円台前半に近いゾーンでは、価格調整の動きが比較的はっきり出ており、ユーザーが検討しやすい主力帯で値ごろ感が強まりました。その一方で、50万円前後のハイエンド帯は値動きこそ大きかったものの、一定の需要に支えられ、全面的な崩れには至っていません。「全体が安くなった」というより、「性能帯ごとに適正価格へ近づく動きが進んだ」のが4月の相場感だったと言えるでしょう。

購入を検討されている方にとっては、「待てば一律で安くなる」局面から、「狙う性能帯によってお得感が変わる」局面へ移った月でした。エントリー〜ミドル帯では買いやすさが増している一方、ハイエンド帯は値動きを見ながらタイミングを見極める必要があります。今後は、この4月の調整がゴールデンウィーク商戦後も継続するのか、それとも一部価格帯から反発に転じるのかが、注目ポイントとなるでしょう。

(合同会社気づけば 代表| 福田貫太)

■性能帯別の相場価格サマリー

エントリークラス

4月1日時点 :239,800円
4月30日時点:235,105円(-4,695円 -2%)

搭載GPU:RTX 5060RTX 5050RTX 4060 TiRTX 3050RX 9060 XT(8GB)RX 7600

ミドルクラス

4月1日時点 :329,980円
4月30日時点:329,800円(-180円 -0.1%)

搭載GPU:RTX 5070RTX 5060 Ti(8GB)RTX 5060 Ti(16GB)RTX 4070 SUPERRX 9070RX 9060 XT(16GB)RX 7800 XT

ハイエンドクラス

4月1日時点 :503,800円
4月30日時点:519,800円(-16,000円 +3.2%)

搭載GPU:RTX 5090RTX 5080RTX 5070 TiRX 9070 XT

■ 構成(GPU+CPU)別の価格変動詳細

gg内で最も検索されている人気構成 TOP3の相場価格変動

順位構成(GPU・CPU)月初相場月末相場変動幅変動率
1位RTX 5070 (12GB) × Ryzen 7 7700¥296,980¥295,980-¥1,000-0.3%
2位RTX 5070 Ti × Ryzen 7 9800X3D¥486,800¥514,800+¥28,000+5.8%
3位RX 9070 XT (16GB) × Ryzen 7 9800X3D¥383,700¥446,640+¥62,940+16.4%

1位: RTX 5070(12GB)× Ryzen 7 7700

4月『gg』上で最も注目された本構成は、月初の296,980円から月末には295,980円となり、変動幅は1,000円、変動率は-0.3%でした。TOP3の中では最も価格が安定しており、4月を通してほぼ横ばいで推移した構成です。

20万円台後半で狙える価格帯の中でも、性能と予算のバランスが取りやすい構成であり、コストパフォーマンスを重視するユーザーから安定した注目を集めていることがうかがえます。

2位: RTX 5070 Ti × Ryzen 7 9800X3D

こちらの構成は、月初の486,800円から月末には514,800円となり、1ヶ月で28,000円の値上がりとなりました。変動率は+5.8%で、人気の高いハイエンド構成の中でも、4月は上昇傾向が見られた構成といえます。

高性能帯の人気構成は前月まで調整感も見られていましたが、4月は再び価格が切り上がっており、需要の強さが相場に表れた動きだったと考えられます。

3位: RX 9070 XT(16GB)× Ryzen 7 9800X3D

こちらの人気構成は、月初の383,700円から月末には446,640円まで上昇しました。変動幅は62,940円、変動率は+16.4%となっており、TOP3の中でも最も大きな値上がりです。

4月はハイエンド帯の中でも特に価格変動が大きく、相場の変化が色濃く表れた構成といえます。注目度の高い構成でありながら価格も大きく動いており、4月の市況を象徴する存在のひとつだったことがうかがえます。

※本データは、各時点で在庫のあるBTOパソコンを対象に算出しています。そのため、特定メーカーで在庫切れや販売停止が発生した場合、一時的に相場価格が大きく変動して見えることがあります。あくまでも参考値としてご覧ください。

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