booking.comでは、まれにクレジットカードが使えないといったトラブルに遭うことがあります。
エラー原因として最も多いのが、宿泊施設に未対応のクレカを利用した場合であり、まず最初に確認したい項目となります。
その他にも様々なエラー原因が存在するため、booking.comでの旅行を計画している人は、当記事を読んでトラブルレスな旅を実現しましょう。
- booking.comでは宿泊先によって利用できるカードが違うため、まずはここをチェック。
- クレカエラー時に、MasterCardでの支払いを要求されることがあるが、この場合は他ブランドのカードでも可。
- 今すぐ予約したい場合は、他のクレカや他の支払い方法を利用するのが手っ取り早い。
booking.comでクレジットカードが使えない原因
booking.comでのクレカエラーを最も手っ取り早く解決する方法は3つ。
特に「1.サポートセンターに問い合わせる」は非常に有効な手段となっており、どうしても指定のクレカで決済したい人はこの手段を取りましょう。
サポートセンターに問い合わせを行う【booking.com公式】>>>
問い合わせるのが面倒だ、まずは自分で解決方法を模索したい。という人は、記事を読み進めてみてください。
booking.com未対応のクレジットカードを使用した
booking.comは、主にVISA、MasterCard、American Express、JCBなどの国際ブランドのクレジットカードに対応しています。
しかし一部の国内ブランドやプリペイドカードなどは受け付けられなかったり、海外の宿泊施設では日本のクレジットカード会社との通信がうまくいかないこともあります。
海外でクレジットカードを使う際は、事前に利用予定地域や期間をクレジットカード会社に連絡しておくとスムーズに決済できる場合が多いです。(※公式サイトでも推奨されています。)
利用可能なクレカを確認する【booking.com公式】>>>
2024/03/現在、PayPal、ApplePay、GooglePay、AliPayといったグローバル規模の支払い方法 、またKlarnaやPayPal といった安全かつ柔軟な支払いにも対応しています。
クレジットカードの更新をしていなかった
クレカの有効期限が切れていた場合「クレジットカードが使えない」というエラーメッセージが表示され、最悪の場合は予約がキャンセルされる可能性もあります。
初めての土地でパニックにならないためにも、事前に有効期限を確認し、早めに更新することが大切です。
新カードに更新したらbooking.comのアカウントに登録しているカード情報も変更する必要があります。忙しかったり焦っていると案外忘れがちなカードの更新、要チェックです。
booking.com公式サイトでカード情報をチェックする>>
今回の予約でクレジットカードが上限額に達した
このような場合、まずはクレジットカード会社に連絡して上限額の状況を確認します。
もし上限額に達していることが確認できたらカード会社に申請して、上限額を増やすのが一般的ですが、審査や手数料が必要な場合もあるのでカード会社に確認しておきましょう。
また審査は無くとも、カード上限解放までに数週間かかる場合があるので、他のクレジットカードや電子マネーなど別の支払い方法を用意しておくのも有効です。
一時的なシステム通信エラーが発生
ここで言うシステム通信エラーとは、booking.comのサーバーとクレジットカード会社のサーバー間データやり取りがうまく行われないことを指します。
このエラーは、インターネット回線の混雑や不安定さ、サーバーのメンテナンスや障害、ブラウザやアプリの不具合などによって引き起こされることがあります。
この場合はブラウザやアプリを最新バージョンに更新にしたり、決済方法を変更する(別のクレジットカードやPayPalなど)などが有効とされています。
booking.com公式アカウントや公式アプリより、最新情報がアナウンスされていることがあります。
入力した情報に不備がある
カード番号や有効期限、セキュリティコードなどを間違えて入力してしまったり、カードの名義人と予約者の名前が一致しなかったりすると、決済ができません。
この場合の対処法は、入力した情報をもう一度確認して、正しく修正することです。
また、カードの裏面に記載されているカスタマーサービスの電話番号に連絡して、カードの利用状況や残高を確認することもできます。
「booking.com独自」のクレカエラー原因
後からMasterCard(VCC)を要求される…?
Booking.comで宿泊先を予約完了後、ここまでご紹介したカードエラーが発生すると、
「24時間以内に、しかもMasterCardで、メールのリンク先から支払いしてね。」
「支払いできないと、今回の予約はキャンセル扱いになるから早くしてね!」
といったメッセージが届くことがあります。(…いやMasterCard持ってないよ!)
この問題に関しては、とにかく宿泊先またはBooking.comに問い合わせるのが有効ですが、宿泊先が国外の場合は英文でのメッセージ送信が必要になるため、あらかじめ翻訳アプリなどを用意しておきましょう。
Booking.comが管理・掲載している宿泊先と金銭のやりとりをするクレジットカードが「MasterCard」となっているため、宿泊先がこのように記載(要求)するとのこと。
しかし実態は、一時的に使用可能なデジタル版のMastercard「VCC(バーチャルクレジットカード)」でやり取りするため、ユーザーがMasterCardを新たに用意する必要はありません。
クレカの有効期限月がチェックアウト日の翌月以内だった
booking.comが予約を確定する際、ユーザーのクレジットカード有効期限を確認することがあります。
チェックアウト日の翌月以内に有効期限が切れるクレジットカードは、予約確定時には有効ですが、実際にホテルに滞在する時には無効になってしまう可能性があります。
そのため、booking.comではこのようなクレジットカードを受け付けていません。
- 有効期限が切れる前に新しいクレジットカードを発行する
- 有効期限が切れる前に予約をキャンセルして、新しいクレジットカードで再予約する
- 有効期限が切れる前に予約を変更して、チェックアウト日を早める など
それでも解決しなかった場合は
他のクレジットカードを利用する
カード情報の登録・変更方法は簡単ですので、下記の手順を参考にしてみてくださいね。
ちなみに両方の手順を踏んでみて、スマホアプリ版が非常に使いやすいと感じましたので、旅行前に一度インストールしてみるのもオススメです。
ブラウザ版booking.comの場合
スマホアプリ版booking.comの場合
他の支払い方法を利用する
クレカエラーを解決できなかった場合や、別のクレジットカードを所持していない場合は、他の支払い方法を利用することを検討いたしましょう。
宿泊先の決済端末に依存しますが、booking.comでは多種多様な支払い方法を利用することが可能です。
- クレジットカード払い
- PayPal
- ApplePay
- GooglePay
- 世界各地の支払い方法(iDeal、Trustly、Blik、Venmo、WeChatなど、その他多くに対応)
- Klarna、Affirmなどの後払い決済(BNPL)ソリューション
- 現地払い
予約するホテルがクレカ以外の支払い方法に対応しているかどうかは、こちらのページから確認することが可能です。
- 現地での現金払いを選択した場合でも、予約時にクレジットカードの情報を入力する必要がある。
- 海外旅行の際は、為替レートや手数料などが大きくかかる可能性がある。
現金払いに変更する際は、上記2点に注意してください。
各種ホテルで利用可能な支払い方法を確認する【booking.com公式】>>>
booking.comサポートセンターに連絡
以上の方法でクレジットカードが使えるようにならない場合は、booking.comサポートセンターに連絡することをおすすめします。
サポートセンターは24時間365日対応しており、電話やメールで問い合わせることができます。
また問い合わせの際、手元に用意しておくと問題解決がスムーズに進む書類等はこちらです。
- 予約番号
- クレジットカードの種類、番号、有効期限
- カード会社からのメールやSMSなどの通知(あれば)
- エラーメッセージやスクリーンショット(あれば)
booking.comのクレカエラーに関するよくある質問
- booking.comでクレカエラーになったけど、予約のキャンセルは必要?
-
キャンセルする必要はありません。
クレジットカードエラーとなった場合は、正常に予約ができない状態です。心配な方は「予約の確認」をチェックして、予約が入っているかどうか確かめてみてください。
まとめ
booking.comでクレジットカードが使えない場合、原因は以下のように分類できることが分かりました。
- クレジットカード自体の問題
- booking.comのシステムの問題
- 宿泊施設の決済方法の問題
それぞれの原因に応じて対処法は異なりますが、基本的には以下のステップを踏むと良いでしょう。
- クレジットカードの有効期限や残高、利用制限などを確認する
- booking.comのカスタマーサービスに連絡して、クレジットカードの登録情報や決済状況を確認する
- 宿泊施設に直接連絡して、決済方法やキャンセルポリシーなどを確認する