【ゲーミングPC市場動向レポート】2026年6月に最も注目された製品/メーカー/スペック/価格帯は?

2026年6月におけるサイト内ユーザー行動データをもとに、ゲーミングPC市場で関心が集まるスペック構成(GPU・CPU)や価格帯の傾向分析に加え、人気商品ランキングおよびメーカー別注目ランキングをまとめた月次レポートを公開します。

本レポートは、gg上のユーザー行動データを集計し、GPU・CPU構成および価格帯ごとの閲覧シェアや順位を整理したうえで、「人気商品ランキング」「メーカー別注目度」もあわせて可視化したものです。当月時点で、どのスペック構成・価格帯、そしてどの商品・メーカーに相対的に多くの関心が向けられていたかを示しています。

レポート概要

集計期間:2026年6月1日(月)〜6月30日(火)

対象:ゲーミングPC検索サイト「gg」に掲載されている商品

集計内容:ユーザーの検索行動データ

相場価格:「ゲーミングPC相場チェックツール」を参照

※価格データは当月のものであり、現在とは異なる可能性があります。

※本データは購入数や販売実績を示すものではなく、当該期間における閲覧動向(注目度)を示す相対データです。
※2026年5月末よりデータの取得方法に変更を加えたため、過去の数字とズレる場合がございます。

※相場価格や掲載モデル数は当該プレスリリースの公開時の数値です。

※引用・転載の際は、出典として「ゲーミングPC検索サイト gg(https://good-gamers.jp)」を明記してください。

GPU別 市場動向 ― RTX 5070が首位を維持。RTX 50シリーズを中心に、Radeon系にも一定の関心 ―

6ヶ月連続の1位を記録している「RTX5070」

2026年6月のGPU別閲覧動向では、「RTX 5070」24.5%で首位を維持しました。2026年1月以降、6ヶ月連続の1位となり、引き続きゲーミングPC選びにおける中心的なGPUとして高い注目を集めています。

2位には「RTX 5070 Ti」18.7%で続き、こちらも前月比-0.1ptと大きな変動はありませんでした。RTX 5070とRTX 5070 Tiの上位2モデルだけで4割以上の閲覧シェアを占めており、6月もミドル〜ミドルハイを軸に比較検討するユーザーが多かったことがうかがえます。

一方で、3位には「RX 9070 XT」10.3%5位には「RX 9060 XT(16GB)」8.1%でランクインしました。上位5モデルのうち2モデルをRadeon系GPUが占めており、GeForce系が中心でありながらも、Radeon系の高性能・高コスパモデルにも一定の関心が向けられていた月といえます。

【GPU別 注目ランキング TOP5】

順位GPU当月シェア前月シェアシェア差
1位RTX 507024.5%24.6%-0.1pt
2位RTX 5070 Ti18.7%18.8%-0.1pt
3位RX 9070 XT10.3%9.7%+0.6pt
4位RTX 50808.4%8.3%+0.1pt
5位RX 9060 XT (16GB)8.1%7.6%+0.5pt

CPU別 市場動向 ― Ryzen 7 9800X3Dがシェア拡大。X3D系CPUへの関心がさらに強まる ―

CPU別では、「Ryzen 7 9800X3D」27.7%で首位となりました。2026年3月に1位へ浮上してから4ヶ月連続となり、非常に高い人気を誇っています。

2位には「Ryzen 7 7800X3D」15.0%で入り、前月に続き、上位2枠をX3D系CPUが占める結果となりました。

また、3位には「Ryzen 7 9700X」、4位には「Ryzen 7 5700X」、5位には「Ryzen 7 7700」が続きました。上位5モデルすべてをRyzenシリーズが占めている点も継続中で、ユーザーの関心の強さがうかがえます。

【CPU別 注目ランキング TOP5】

順位CPU当月シェア前月シェアシェア差
1位Ryzen 7 9800X3D27.7%22.7%+5.0pt
2位Ryzen 7 7800X3D15%14.8%+0.2pt
3位Ryzen 7 9700X10.5%10.6%-0.1pt
4位Ryzen 7 5700X10.5%12.1%-1.6pt
5位Ryzen 7 77006.7%9.8%-3.1pt

構成(GPU × CPU)別 市場動向 ― 「RTX 5070 Ti × Ryzen 7 9800X3D」が首位。上位4構成はX3D系CPU搭載 ―

構成別では、「RTX 5070 Ti × Ryzen 7 9800X3D」が13.6%で首位となりました。同構成は5月に首位へ浮上しており、6月もその勢いを維持した形です。

これまでの構成別ランキングでは、2026年1月・2月は「RTX 5060 × Ryzen 7 5700X」が首位となり、価格と性能のバランスを重視した実利ミドル構成に注目が集まっていました。3月は「RX 9070 XT × Ryzen 7 9800X3D」、4月は「RTX 5070 × Ryzen 7 7700」が首位となるなど、月ごとに注目構成は大きく入れ替わっています。

そうした中で、5月・6月と連続して「RTX 5070 Ti × Ryzen 7 9800X3D」が首位を維持したことは、X3D系CPUの価格が下がっていることに加え、ユーザーの関心が再びゲーム性能を重視した高性能構成へ向かっていることを示す結果といえます。

【構成別 注目ランキング TOP5】

順位構成当月シェア前月シェアシェア差
1位RTX 5070 Ti × Ryzen 7 9800X3D13.6%11.9%+1.7pt
2位RTX 5070 × Ryzen 7 7800X3D8.1%5.9%+2.2pt
3位RX 9070 XT × Ryzen 7 9800X3D7.1%4.5%+2.6pt
4位RTX 5080 (16GB) × Ryzen 7 9800X3D5.2%3.6%+1.6pt
5位RTX 5070 (12GB) × Ryzen 7 9700X3.9%3.1%+0.8pt

価格帯別 市場動向 ― 20万円台が首位維持。30万円台も3割超で、現実的な高性能帯に関心が集中 ―

価格帯別では、「20万円台」が35.7%で首位を維持しました。前月からのシェア差は±0.0ptで、引き続きゲーミングPC選びにおける中心価格帯となっています。

2位の「30万円台」31.8%で、前月比では-0.7ptとわずかに低下したものの、20万円台に近い水準を維持しました。

一方で、「40万円台」9.8%で前月比+1.0ptとやや上昇しました。「50万円以上」9.1%で前月比-2.4ptとなっており、超ハイエンド帯への関心は一定数残りつつも、6月はより現実的な価格帯で高性能な構成を探す動きが強かったと考えられます。

価格帯当月シェア前月シェアシェア差
10万円台13.6%13.9%-0.3pt
20万円台35.7%35.7%±0.0pt
30万円台31.8%32.5%-0.7pt
40万円台9.8%8.8%+1.0pt
50万円以上9.1%11.5%-2.4pt

2026年6月 人気商品ランキング TOP10

2026年6月において最も注目されたゲーミングPCは、OZgaming「【Z1 コスパモデル】 Ryzen7 7800x3D・RTX5070」でした。

また、3位にもOZgaming「【4000D 性能重視モデル】 Ryzen7 9800x3D・RTX5070Ti」がランクインしました。GPU別2位のRTX 5070 Tiと、CPU別1位のRyzen 7 9800X3Dを組み合わせた構成であり、性能重視のユーザーから高い注目を集めたモデルといえます。

一方で、2位にはMDLの「Ryzen7 5700X × RTX 5060」が入りました。上位構成だけでなく、価格を抑えた構成にも一定の関心が向けられており、6月はハイクラス志向とコストパフォーマンス重視の両方が見られる結果となっています。

メーカー別に見ると、OZgamingが3モデル、MDLが2モデル、STORMが5モデルランクインしました。特にSTORMはTOP10内に複数モデルが入っており、集計期間中に高い注目を集めていたことがうかがえます。

順位メーカー商品名
1位OZgaming【Z1 コスパモデル】 Ryzen7 7800x3D・RTX5070
2位MDLRyzen7 5700X × RTX 5060
3位OZgaming【4000D 性能重視モデル】 Ryzen7 9800x3D・RTX5070Ti ※販売終了
4位STORMGKB-PSK97X56Ti16 ※販売終了
5位STORMK2-PSK78X3D57 ※販売終了
6位MDLRyzen7 5700X × RTX 5070
7位STORMFK-PSK97XA97XT ※販売終了
8位STORMK2-PSK98X3D57Ti ※販売終了
9位OZgaming【Z1 コスパモデル】 Ryzen7 9700x・RTX5070
10位STORMTGKB-PSK265K57Ti ※販売終了

メーカー別注目ランキング TOP5

メーカー別では、「OZgaming」が前月4位から大きく順位を上げ、1位となりました。人気商品ランキングでも1位・3位・9位にOZgamingのモデルが入っており、RTX 5070系を中心としたコストパフォーマンスの高い構成に注目が集まったことが、メーカー別順位にも表れた形です。

2位は前月と同じく「STORM」でした。人気商品ランキングではTOP10内に5モデルがランクインしており、注目が集まりました。なお、該当モデルはいずれもプレスリリース公開時点では販売終了となっています。

3位には「ドスパラ」が入りました。前月からは順位を下げたものの、引き続き上位に入っており、定番メーカーとして安定した注目を維持しています。4位には「フロンティア」5位には「パソコン工房」が続きました。

順位メーカー前月比
1位OZgaming↑3
2位STORM±0
3位ドスパラ↓2
4位フロンティア↓1
5位パソコン工房±0
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